こんにちは。
今日は農家はメルカリをして、情報発信をするべき理由ということについてお話をしていこうと感じています。
この記事は
大規模農家ではないので、もっと効率よく稼ぐ方法を模索している
このような方に向けて書いています。
この記事を書いている私は、去年まで農業を主体とした生活をしていました。
現在は弟を主体とした、家族経営に切り替えて農業を継続しています。
農家の出荷って、永遠の課題だと思うんですよ。
現在の農業だと規模が売り上げに直結してしまいます。
自分で販売をしたい志が高い農家は、この規模と現実のギャップに苦しめられることになるのです。
- 規模を拡大しないと売り上げが伸びない
- 直に販売をしたいがそんな暇はない
- 営業を雇いたいが、通年仕事があるわけではない
このように、零細農家は規模を拡大して農協に降ろすという図式が当たり前になっていました。
プラットフォームが農業を変える
先日このような記事を読みました。
農協は要らない!? メルカリが農家と消費者を繋ぐ「流通革命」
この記事に書いている方は、農協には出荷せず自分でメルカリを使って商品を販売しているとのことでした。
確かにこれなら、農協に払う手数料、市場に払う手数料、その他にも全農に払う手数料を差し引いても、全然儲けが出ると考えての行動だと思います。
農家は、この様々な手数料を支払った上に、さらには市場の値段にも左右されてしまいます。
ものが溢れているときはどんなにいいものを作っても、安く買い叩かれ、逆にものがない時にはどんなにダメなものでも値段が高騰したりを繰り返しています。
このように、農業経営というものは常に価格変動のリスクと隣り合わせになってしまうのです。
しかし、メルカリの登場でこの常識が覆されました。
誰でもお店を持てる時代
メルカリを利用することで、誰でも個人のお店を持つことが可能になりました。
それは、まさしくこれからやってくる「個の時代」の農業版革命と言えるでしょう。
メルカリを主体としたプラットフォームに出品し、今までのように中間マージンが取られなくなると農家の規模を少し減らすことができ、農業者にかかる負担を減らすこともできるようになってきます。
無理して規模を拡大し続ける必要性がなくなってくるのです。
手軽に出品できるのが魅力的
さらに、メルカリのメリットといえばその出品の手軽さが人気です。
写真を撮ってアップロードをし文章を投稿するだけといった手軽さは、農業をしながらでも全然できることでしょう。
この手軽と稼げるという図式がマッチした時に農業は本当に魅力的な産業になります。
現在も3kと言われていますが、零細にとっては
- きつい
- 金銭的に厳しい
- 金額が安い
このように置き換えられてしまいます。
農業は最重要な産業であるのに、軽く見られがちですが、このようにこれからは個の時代です。
今まで農協に頼っていた部分は個でできるようになってきているのです。
課題のクリアの方法
「品質保証の面では、ネット販売はまだまだ課題を残しています。鮮度は保たれているのか、生産地情報に噓偽りはないのかなどをチェックする機能がないことが理由です。たとえば、使用不可の化学農薬を使っていることをあえて記載しない出品者もいます。消費者が安易に飛びつくような表記を用いているのです。この点においては、農作物の品質管理にノウハウと信頼のある農協の役割は失われていません」
この記事にはこのようなことも書いていました。
私はこれは課題だとは感じていません。
なぜならこの課題は情報発信をすることでクリアできる課題だからです。
今は、SNSを始め、動画ならyoutube、ブログなどいくらでも自分たちの産業を発信できるプラットフォームは整っています。
不安に感じるのは情報が少ないからです。
情報を与えることで消費者は安心して買うことができるようになってくるのです。
例えば、中国産の野菜とかはあまりいいイメージがないと思いますが、中国産のオーガニック野菜も何か不安が残ってしまいます。
これはテレビの影響も大きですが、情報が中国産ということだけが一番大きでしょう。
例えばこのオーガニック農家が、自分でyoutubeの配信をしていて、完全にオーガニックで栽培している様子がわかれば、この方から買ってもいいとなるはずです。
このように情報が足りてると消費者は買っていいと感じてしまうのです。
積極的に情報発信をする
webサイト、ブログ、SNS、youtube、などを使い積極的に自分の商品を売り込んでいきましょう。
このように顔が見える安心感と、商品がマッチしたら商品はどんどん売れていくはずです。
それほど情報発信は大切なジャンルだと感じています。
近代農業は何十年も古い体制でやってきていましたが、これからの時代にとてもじゃないけどマッチしているとは感じていません。
これからは情報発信を主体とした新しい農業が大切になってくると感じています。
情報を活用して、これからの農業に革命を起こしましょう!!!
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