バックパックを新調しました。グレゴリーのボーダー35です。この記事はこれからgregoryのborder35を購入しようと考えている人に向けた徹底レビュー記事です。
以前までプライベートから海外旅行、全世界を旅するために使用していたコンパス40。私の全荷物を収納している相棒でしたが、この度コンパス40を卒業しグレゴリーborder35に乗り換えることにしました。
理由はいくつかありまして、、、
1.壊れた
2.サイズを持て余した。
主な理由はこの二つです。
コンパスが壊れた理由ですが金属の釘みたいなとことに引っ掛けてしまったのか、前面が大きく裂けてしまいました。気に入っていただけにショックです。
サイズにつきましては、荷物の総量がかなり減ってしまい、バックの上部がスカスカになってしまったのが主な理由です。
そこで少しサイズを落としたグレゴリーのボーダー35を購入しました。徹底的に3ヶ月間毎日使い倒した良いところ、悪いところをレビューしたいと思います。
主なスペック
サイズ:高さ54cm×幅33cm×奥行22cm
重量:1.4kg
容量:35リットル
素材:420D ナイロン/840D ポリエステル
ボーダー35の良いところ
圧倒的な素材の頑丈さ
ボーダー35の全面部分、主に外側になる部分ですね。
まずはじめに驚いたのが素材の頑丈さ。まあまず切れることはないでしょう。それくらい頼もしい素材を使用しています。おまけに多少の雨なら余裕で弾いてくれる安心感。この安心感は他のバックには得られないものがあります。
ポケットの数の多さ
大小合わせて10個もあると言う圧倒的なポケットの数です。
収納には困らずむしろ持て余すくらいあります。
前面ポケットにはペン入れや大小のメッシュポケットに、キークリップなど本気度の伺える完成度になっています。

前面部収納。ペン差しが3つと、小さいメッシュのポケットがあります。中にはキークリップもありますのでなくすことはないでしょう

全開放するとパソコン収納部とメイン荷室に別れていることがわかります

メイン荷室にはメッシュの大ポケットがあり、衣類は全てここに収まるほどの収納力です。10l位はありそう

大メッシュポケットの反対側です。仕分けがさらにできるようにゴムで仕切られています

ゴム部分中身A4サイズもすっぽり入る収納力
背負った時のフィット感
体にピタッと密着し、ブレが少なく背負った感じはとても安定しています。さすが登山で培った技術を投入しているバックメーカーといった感じです。
背負っていて安心感のあるバックに仕上がっています。
pc収納部分がクッション性抜群
よくあるのがただpcをしまえればいいと言うバック。pcのことは一切考えず収納できればいいと言う考えのバックは購入対象外です。
ボーダー35はクッション性も抜群で安心して大切なpcをバックに預けることができます。
収納部分は背中側にあるため、混雑した場所でも外部からのショックを受けにくい構造になっています。
私はケースに入れてさらに収納しているので、まず壊れることはないでしょう。

背負い部分を開くとこのように全開放しpc収納スペースと大小ポケットが2個付いています

中ポケット。普段使用しない貴重品などを入れるといいかも

小ポケット使用頻度の低い細かいものを入れています。

pc収納部はクッションが厚くがっちり守られている感が半端ないです。
上部に小さなポケットが二つ
上部にすぐに取り出せるポケットが二つ付いているのですが、よく使うものをここに収納しておくとスムーズに取り出すことができます。よく使うものと、そうでないものに分けることもできますね。
片方の内布は傷がつきにくい素材を使用しており、優しくものを包んでくれるのも特徴です。メガネやスマホなんかを入れるのもいいかもしれません。

最上部のポケット。よく使うものはここに入れておく

前面上部のポケット。内部はサラサラしているので傷をつけたくないものを入れるのに最適。私はgoproなどを入れています。
ボーダー35の悪いところ
夏にはちょっと向かないかも
背中に当たる部分なんですが、風の通りがあまり良くなく夏場は蒸れてしまい少し不快です。間にタオルを挟むなどの工夫を凝らすなどして対策をしています。
バック自体が重い
1.3キロと少々バック自体が重いです。頑丈な素材やクッション性を考えたら重くなるのも無理はないですが。
その2点を除いたら普通のバックになってしまいますもんね。
35リットル入ってる気がしない
サイズは35リットルなんですがそれよりもやや少なく感じられます。これもまた、内部のクッションなどの影響でしょう。
もう少し大きめに作ってもよかったかと思います。
ボーダー35に欲しい機能
1.サイドへのメッシュポケット
飲み物などを入れるポケットは欲しかったです。でもスタイリッシュなデザインを崩してしまうのでメーカーはつけなかったのかな?
2.鍵をかけれるジッパー
どうしても海外をバックパックで旅をすると鍵のついているバックが欲しくなります。
ボーダーには鍵をかけれるこの機能はついていないので、工夫が必要になります。
3.腰ベルト
荷物がパンパンになってしまうとどうしても肩だけで背負うのは、全重量が肩にかかってしまい長時間背負うのがきつくなってしまいます。腰ベルトがあれば少し和らぐのですが、以前のボーダーには付いていただけに残念です。
鍵をかける工夫

私はパソコン収納部分の持ち手をハサミで切りまして無理やり鍵をかけています。パソコンから貴重品はこの部分に入れて鍵をかけてセキュリティ性を高めています。
切られてしまっては意味がないのですが、あくまで簡易的なセキュリティ目的です。海外にいっても、荷物が少ないため仮置きをすることが少ないので簡易的でいいかもです。
もっとセキュリティ性を高めたい場合こちらを使うといいかもしれません。
まとめ
総合的に完成度の高いバックパックだと思います。競合はミナールのバックパックかな?
コンパス40とボーダー35。それなりにバックに余裕を持ちたい方はコンパスがいいです。荷物が少ない方や、ミニマリストの方は圧倒的にボーダー35ガオオススメです。
いい点も悪い点も含めてこれから使い倒していこうと思っているバックです。
自分もボーダー35を使っています。いいですよねこれ。でもやはり鍵は難しいですね。結局、バッグ本体をナイフ等で切って開けられる可能性もあるので。自分は「FOXAS TSAロック 南京錠 ダイヤル式ロック 海外旅行用」をポケットに投げ込んであります。
ところで、コンパス40で、(1)どこがどう壊れた(コンパスに特有かボーダーにもありうる弱さか)か、(2)どうサイズを持て余したか(パッキングの工夫で乗り越えられないか)、気になってます。また、もし目の前に壊れていないコンパス40とボーダー35があって、どちらか1つを選ぶとしたら、やはりボーダー35でしょうか?
よろしければ、それらの点も記事で読めたら嬉しいです。
アドレスをダミーで記入し失礼いたします。
コメントありがとうございます。確かに切られたら元も子もありませんね。衝動的な泥棒に対しては抑止力にはなるかもしれないと思いつけています。
私の場合荷物の総量が極端に少ないため、ボーダーでも若干持て余すくらいなのです。